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「新歌舞伎座」再生計画 PLAN 01

「新歌舞伎座」再生計画

大阪市中央区難波にある『新歌舞伎座』は村野藤吾の代表作のひとつである。寄棟の大屋根を持ち、唐破風がリズミカルに連続するという、ダイナミックな外観が圧倒的な迫力を感じさせる。1958年の竣工以来、難波を象徴する顔として存在してきた。難波のアイデンティティを形作ってきたと言っても過言ではない。にもかかわらず、老朽化に伴う移転のために解体が予定されているという。都市のアイデンティティは一朝一夕で出来上がるものではない。解体するのは簡単だが、それによって失われるものはあまりに大きい。

しかし単に保存を叫べばいいのかというと、それも問題である。都市部に巨大な敷地を有しながら、なんら経済活動に寄与しないというのは不自然だからだ。そこで、再開発の進む難波エリアを後押しする形での転用を考えてみた。

難波にはシネマコンプレックスやショッピングビル・百貨店などが集まっており、日中のプレイグラウンドとして街が形成されている。また商店街が4つもあり、生活の場としても機能をしている。

ここで夜の社交場として、『新歌舞伎座』をクラブにすることを提案する。

難波の『マザーホール』や梅田のクラブ『SAZAE』が閉店して以来、大阪には大バコと呼ばれる大きなクラブが無くなってしまった。「京都・神戸は昼の観光、大阪は夜の観光」と定義して行政が進める『大阪ナイトカルチャー事業』(http://www.osaka-nightculture.com/)に、ナイトカルチャーの代名詞であるクラブが入っていない。

ここに、『新歌舞伎座』の持つ芝居小屋のイメージをそのままに、現代的で前衛的なジャパニーズスタイルの大バコクラブができたとしたらどうだろう。国内はもとより、世界で唯一大阪にしかないモダンジャパニーズスタイルの大バコクラブが誕生する。

そして大屋根の上に、セットバックする形でカジノを有するホテル棟を計画する。クラブの上にラグジュアリーなカジノホテルを有することで、社交場としての価値を高めるとともに収益的にも安定させる。建設にあたりセットバックさせることで、路上からの『新歌舞伎座』の外観イメージを大きく損なわないようにする。

また今の時代、文化事業において外国人旅行客を増やしていくことは不可欠である。『新歌舞伎座』は、世界的に知られている日本のカルチャー『歌舞伎』の名を持っている。

大阪は近畿圏で訪日外国人数が最も多く、『ビジネスより観光目的での訪日外国人旅行者が多く、かつ「温泉/リラックス」「都市の魅力・現代性」に関心が高いアジア各国では大阪府への訪問率が京都府への訪問率より高い。』という。(『近畿地域の訪日外国人旅行者の動向』近畿経済産業局総務企画部調査課 山野寛明)

観光目的でかつ日本の都市に興味を持つアジアからの旅行客をターゲットとするに、日本の都市カルチャーを強く打ち出した戦略が、大阪の浮揚に不可欠なのは間違いない。『新KABUKI座』が誕生することで、昼はショッピングや商店街散策・夜はクラブやカジノをはじめとするナイトスポットと、難波は日本有数の大都市・大阪を楽しむための一大拠点となる。

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